小児科医になるまでを教えてください

小児科医になるまでには私は色々考えました。
遡ってお話しすると、私が医師を目指そうと思ったのは高校の時です。
その時は将来何になりたいかがまだ分からず、漠然と日々を過ごしていました。
そんな中で勉強は比較的やっていたので、どんな仕事に将来就きたいだろうと考えた時に、ふと出てきたのが医師の仕事でした。

女性の医師の方は現在も比較的少なめだと思いますが、私は何となく医師がやってみたいと思いました。
勉強もある程度できるので、難しいようだけれど何とかしようと考えて目指すことにしました。
ですが、受験勉強になると医学部の問題はとても難しく、勉強ができると思っていた自分が情けなくなりました。
1年浪人をして医学部に何とか入学して、そこで医師の勉強を始めることになります。

その時は毎日忙しかったですが、充実していました。
周りには医師を目指す友達がたくさんいて、もちろん遊んでいましたし、医師になるための勉強もしっかりしていました。
医学部は課題もかなりあって毎日レポートに追われるような感じになるのですが、周りの友達にも聞いたりして何とか乗り切ることができました。

その中で、自分が専門的にやっていく診療科をどうしようと考えることがありました。
迷っていたのですが、私は子供と接するのが楽しそうなので小児科を選ぶことにしました。
何となく選んだ道ですが、これは正解だったかなと思います。
今はとても楽しく仕事ができているので、間違っていなかったんだと思います。

研修医になってからはどうですか

大学を卒業してから研修医として仕事をすることになりましたが、この時が一番大変でしたね。
ひたすら色んなことを病院での研修を通して学んで、自宅に帰ってさらに勉強してと、本当に寝る暇なく仕事をしていた時期もありました。
体力に限界を感じることもありましたし、この時は悩みました。
それまではある程度順調に来ていたので、ここでつまずくのかと悩んでいました。

ですが、とにかく目の前のことをやるしかないので、ひたすらこなしていたという感じです。
その中で少しずつですが技術が身に付き、知識も一通り身に付き、小児科医として一人前と感じられるようになってきました。
本当にそれまでは修行のような感じだったと思います。
人生の中で今のところ一番大変だったかもしれません。
ですが、この経験があるからこそ今は楽しくやれていると思えると、とても良い経験だったと思います。

今のやりがいはなんですか

小児科医として日々子供の病気の治療ができることにやりがいを感じます。
子供が元気になってくれると、私も嬉しくなってしまいます。
これからもこうした気持ちを大切に頑張ろうと思います。
小児科医になるまで ー小児科医T先生